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- 仕事でMT車の運転が必要になったんだけど、AT限定解除って難しいのかな?
- 今まで、AT車しか運転したことがないけど大丈夫?
- 費用はいくらかかるの?
結論:AT限定解除することは難しくありません。
普段の生活で車の運転に問題がない人なら大丈夫です。費用や時間はかかりますが、AT限定解除自体は難易度が高いものではありません。
この記事ではボクがAT限定解除をした実体験から、解除するまでの流れや費用を解説します!
AT限定を解除する方法
AT限定解除をするには、教習所に通って「技能講習を受ける」か、「1発試験で合格」するかの2つの方法があります。
それぞれ方法によってAT限定解除できるまでの時間や費用が変わってきます。
教習所に通って技能講習を受ける
普通自動車運転免許を取ったときと同じで教習所に通ってAT限定解除をする方法です。
普通自動車(AT限定車)では、最短の教習時間で「技能31時間」「学科26時間」ですが、AT限定解除は学科は免除になり技能講習が4時間で済みます。
普段の生活で運転に慣れている人なら、難なく講習をこなせるでしょう。
技能講習は1日2時間までと決められているため、1日に2時間の技能講習で2日、技能試験で1日。最短で3日あれば卒業できます。
1発試験で合格する
1発試験というものがあり、講習を受けずに試験を受けて合格すれば1日でAT限定解除することができます。
教習所に何日も通わなくて済むうえに、技能講習を受けるより料金が安く済むメリットがあります。
しかし、試験に合格するためには、慣れていないMT車でいきなり試験に臨まなければならず、合格率はおよそ5%〜30%になっています
合格者の大半は何度か試験を受けているため、1回で合格するのは難易度が高いといえます。
AT限定解除のメリット3選
AT限定解除をすると様々なメリットがあります。ここからはボクが実際にAT限定解除をしてみて、感じたメリットについて3つ紹介していきます。
- MT車が運転できるようになる
- 運転免許証からAT限定の文字が消える
- 自己肯定感があがる
運転が楽しくなる
MT車とAT車は運転の操作が多少違います。AT車と違いMT車はシフトとクラッチを使うため、ギアの操作が必要。
ギアが自分のタイミングで変えられるので、スピードの加速や減速が思い通りにできます。
とくに、スムーズにシフトチェンジができた時は満足感にひたれます。
MT車の運転が面倒だと思う人もいますが、運転してみると意外と面白いと感じるのではないでしょうか。
運転免許書からAT限定の文字が消える
AT限定免許は運転免許証に「AT限定」と記載されています。
ボクはAT限定解除をする前は「男なのにAT限定って何か恥ずかしいな……」なんて思っていました。
まったくAT限定でも問題はないのですが、何かモヤモヤする感覚があったと思います。
しかし、ボクが免許をとった時代はマニュアルの免許をとる人が多く「男はMT免許じゃないと恥ずかしい」という考えがありました。そのため、「いつかAT限定を解除しよう」とうことを考えていました。
なので、「AT限定」の文字が免許証から消えたときは嬉しかったです。笑
今では、身分証確認で免許証を出す際は堂々と出せます。
求人の幅が広がる
また、MT車が運転できるようになると「トラックドライバー」の求人の幅が広がります。最近はAT車も増えましたが、まだまだMT車のトラックが多いです。
そのため、MT車の免許をもっていると色々なドライバーの求人を選べます。
登録無料
- 大型トラック
- バスの運転手
- タクシーの運転手
AT車、MT車の両方を運転できる人材は会社からしても貴重です。仕事を探す際に選択肢が増えるのはメリットといえます。
AT限定解除のデメリット3選
AT限定解除をすると様々なメリットを得られますが、デメリットもあります。ここで3つのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
- 費用がかかる
- 時間がかかる
- 人によってはMT(マニュアル)車の操作に手こずる
費用がかかる
普通自動車のAT限定解除にかかる教習費用は、一般的に約6〜7万円が一般的です。安い価格ではないですが、取得すれば一生つかえる資格なので、割にあうといえます。
「そんなにするの?そんなにお金出せない」という人には1発試験があります。約3000円のみで試験が受けられ、合格すれば費用があまりかからずにAT限定解除が可能です。
ただし、落ちれば再度、料金がかかるため1発試験で受かる自信がある人以外は教習所に通ってAT限定解除をするほうが無難でしょう。
時間がかかる
AT限定解除するには最低4時間の講習を受ける必要があります。1発試験を受けるという手もありますが、落ちれば再度試験を受け直すことが必要。
通常の講習を受けるほうが時間がかからずに済む可能性もあります。
人によってはMT(マニュアル)車の操作に手こずる
AT車とは違い、MT車はクラッチ操作やギアを自分でシフトする必要があります。とくに車を発進させるときのクラッチペダルの操作に苦戦する人も多いです。
また、ギアはAT車と違い自分で適切な速度に応じて、ギアを変更する必要があります。しかし、慣れてくると自分で車をコントロールできる感覚を得られるため、運転が楽しくなってきます。
まとめ
AT限定解除をすることのハードルは高くないといえます。最短で3日で終わりますし、デメリットよりもメリットのほうが多いです。
仕事の幅も広がりますし、非常にコスパが良いといえます。
しかし、多少のお金の出費があるため「本当にAT限定解除する必要があるか?」と自分で考えて判断をしましょう。